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自転車保険の義務化

自転車保険加入の義務化

自転車保険加入の義務化の背景

大阪は全国の都道府県の中で自転車事故の発生件数がワースト1位で、死亡事故が多いエリアです。そのことを背景に、自転車保険への加入が条例で義務化されました。私は趣味でサイクリングをやっているのですが、まだ加入していません。

私が自転車に乗るのは1週間に1回くらいです。通勤や通学などで自転車を使っている人と比べると、だいぶ少ない方でしょう。そのため、条例が制定されたときから、自転車保険への加入はあまり気が進みませんでした。乗る頻度が少ないにもかかわらず、毎日のように自転車に乗っている人と同じだけ保険料がかかってしまいます。事故を起こしそうになったことも今までないため、損をしているように思えるのです。加入の手続きなどもかなり面倒で手間がかかります。

また、条例で義務付けられるものの、加入していない人に対する罰則はありません。自転車保険は自動車保険や火災保険などの特約や付帯サービスとして付いて来る場合や、家族も対象にする場合があります。加入しているのかしていないのかを、行政や警察がチェックするのが難しいのです。

罰則がないということで、私のように自転車に乗る頻度が低い人の多くは、条例ができても加入しないでしょう。事故を起こさないように、注意深く乗っていれば大丈夫だと考えていました。今まで事故を起こさなかったので、今後も起こさないという気持ちも強かったと思います。

また、念のため現在私が加入している自動車保険と火災保険について契約内容を確認してみました。どちらかに自転車保険も特約や付帯サービスとして付いていれば、新たに加入する必要はありません。条例も守ることができます。

しかし、確認してみた結果、どちらにも自転車保険の特約や付帯サービスは付いていないようでした。家族が加入している保険でも、そういった内容の特約が付いているものはありません。

現在加入している自動車保険に新たに自転車保険の特約を付けることもできますが、手続きをするのが面倒です。申込用紙を取り寄せて、名前や自転車の形状などについて記載しなければなりません。特約を付ければ保険料も上がってしまうでしょう。そのようなことから、条例を破っていることになっても、加入しなくていいと考えていました。

しかし、自転車事故で相手に怪我を負わせてしまった場合の損害賠償について聞くことがありました。相手に後遺症が残ったり、寝たきりになってしまったりすると、損害賠償の金額が数千万円くらいになってしまうこともあります。1億円近い金額の損害賠償を請求された例もあるのです。

事故を起こしてしまった人の中には、きちんと安全に気を配りながら運転していた人もいます。よそ見運転や交通違反をしていた人ばかりではありません。自分は事故を起こさないと思っている人でも、実際に事故を起こしてしまうことがあるのです。

また、実際に数千万円もの損害賠償を請求された場合のことについて考えてみました。現在の私の財産では到底支払える金額ではありません。財産をほとんど差し押さえられてしまうかも知れません。

そのようなことを考えると、自転車保険に加入しないで自転車に乗るのは怖いと思うようになりました。手続きが面倒だと言っても、申込用紙を記載して郵送するだけであるため、30分もあれば十分済む内容です。保険料も毎月数百円か高くても1,000円くらいでしょう。そのようなことを考えて、自転車保険に加入することにしました。